車の鍵を紛失したお客様から鍵の作成依頼の電話をいただくことがあります。

その時に必ず聞くのが「イモビライザーは入っていますか?」という内容です。

イモビライザーが入っている鍵の場合、鍵を作成するだけではなく車への登録など追加作業が増えるため、対応できる作業員が限られてくるからです。しかも作業料金がイモビライザーが入っていない鍵作成に比べて2~3倍くらい高くなります。

だけど、いまだに「イモビライザーって何ですか?」とイモビライザーを知らない人がたくさんいます。

 

イモビライザーは盗難を防止する装置です

イモビライザー(Immobilizer)を一言で言うと「盗難防止装置」です。

鍵の黒い樹脂ヘッドの中に「トランスポンダ」というICチップが収納されていて、そのトランスポンダの暗号化されているIDと車両側のECUのIDコードが一致しないとエンジンが始動しない、というシステムです。このシステムによって車の盗難を防止します。

 

欧米の車種ではほとんどの車に付いているイモビライザーですが、日本では普及がなかなか進みませんでした。

ただし最近は軽自動車やトラックなどにも盗難防止装置が標準で付いている車が増えてきました。

 

ちなみに最近日本車でも増えてきたスマートキーもイモビライザーとはちょっと違いますが、同じようなシステムで盗難防止装置が付いています。

スマートキーは1mくらいまで届く微弱な電波を常時発していて、エンジンをかける際に、ECU(車載コンピューター)がその情報を照合して認証すればエンジンがかかる、という仕組みです(スマートキーを持っているだけで車に近づくとランプが付いたり、センサー部に触れるだけでドアの鍵が開いたり閉まったりするのは、スマートキーから発生する電波によるものです)。

スマートキーの中にはトランスポンダは入っていませんが、車載コンピューターと認証する仕組みなどはイモビライザーとほぼ同じと思えば良いでしょう。

ちなみにECUとは「Electronic Control Unit」の略称で、車の様々な機能を電子制御する車載コンピューターです。

このECUはトランスポンダとID認証するだけでなく電子制御されているものは、すべてこのECUによるものと思って良いでしょう。

具体的にはトランスミッションやエアバッグ、車線維持システム、車間距離制御システム、ハイブリッドシステムなどです。

最新の車には100個近いECUが搭載されているとも言われています。

 

トヨタスマートキー

スマートキーも盗難防止装置搭載車です

 

イモビライザー搭載の判別方法は?

自分が乗っている車のイモビライザーの有無は、持ち主なら知っておくべきでしょう。

 

自分の車がイモビライザー付きか確認する方法はいくつかあります。

運転席のメーター周辺にイモビライザー付きであることを示すランプがあります。メーカーや車種でこのランプの位置や形状などは異なりますが「鍵のシルエット」や「車と鍵の絵を組み合わせたようなマーク」などが多いです。このランプがあれば、ほぼイモビライザー付きと判断できます。

赤く点灯する小さなインジケーターランプの有無でも判別できます。インジケーターランプはイモビライザー警告灯とも言われ、イモビライザー搭載車にはほぼこのランプも付いています。駐車中など鍵が差し込まれておらず、エンジンが停止している時にこのランプが点灯または点滅していればイモビライザー搭載車の可能性が高いです。この状態で無理な操作などをした場合、アラームが鳴り響いて周囲に異常を知らせます。

イモビライザー搭載車 鍵ランプ

その他に、ガラス部分にイモビライザーを示すステッカーが貼ってあるものもあります(SECURITYという文字などがある場合も)。車と鍵が一緒になったイラストだったり、盗難警報装置が付いているのを言葉で書いてあるものだったりします。

 

スバル イモビライザー搭載車 窓ガラスステッカー

 

イモビライザーの確認方法でもっとも確実なのは「ディーラーに確認」することです。

その際に車検証に記載されている「初年度登録」と「型式」を伝えれば間違いないでしょう。

「自分の車は年式が古いからイモビライザーはないよ」とか「軽自動車だから」とか「商用車だから」などの自己判断は危険です。

最近はトラックや軽自動車、バイクでもイモビライザー搭載車が増えています(※バイクのイモビアラームは、警告音が鳴るシステムでエンジンがかからない、というイモビライザーのシステムとは別物なので、混同しないよう注意してください)。

 

ただ気をつけて欲しいのは、同じ車種でも年式や型式でイモビライザーの有無が違ったり、同じ年式でもオプションでイモビライザーが付いていたりするものもあります。

鍵の形状だけで「イモビライザーが付いていない」と唯一判断できそうなのは、プッシュスタートではない鍵穴に鍵を差してエンジンをかけるタイプで、持ち手部分が樹脂キャップではない「金属のみの鍵」の場合でしょうか。

メタルキー

ツイストノブと呼ばれる、イグニッション部分をつまんでセルを回すタイプの鍵も、大半はイモビライザー付きです。

イモビライザー付きのツイストノブの場合、鍵を差さなくてもエンジンがかかりますが、鍵を持っている必要があります。もしくはトランスポンダが埋め込まれたカードキーみたいなものを持っている必要があります(下の写真はHONDAのカードキー。中にはトランスポンダと電池が入っています。スマートキーの前身みたいなものです)。

HONDAカードキー オデッセイ

 

 

 

リモコンキーはスマートキーとは違うので注意!

リモコン機能が付いている鍵をスマートキーと混同している人がいますが、リモコン機能自体にスマートキーやイモビライザーキーのような盗難防止装置はありません。リモコンキーとスマートキーやイモビライザーキーは別物です。

リモコンキーは「鍵を開けたり閉めたりできる」だけの機能の総称です。

 

リモコンキーは文字通り「リモートコントロールキー」の略であり、遠隔でドアを開け閉めできるものです。

もちろんリモコンキーでイモビライザー機能がある鍵もあるので、見た目での判別は難しいです。下の写真のようなトランスポンダのチップが鍵の樹脂部分などに入っていれば、イモビライザー機能があると判断できますが、樹脂部分を壊すなどして探さないと簡単に見つけらないかも知れませんが…。

 

過去にはメーカー純正品ではない後付けのリモコンも流行したことがあります。これは、ドアの開閉だけでなく、エンジンをかけたりもできたので、冬場の寒い時期に先にエンジンをかけてアイドリングさせることができました。~遠隔でエンジンがかかるものは、ID認証ができないのでほぼイモビライザー搭載なしと判断できそうです…。

トランスポンダ

 

イモビライザー付きの鍵を紛失した時の対処法

イモビライザー機能があろうが、スマートキーだろうが、紛失はしてしまうもの。

鍵をなくしたらどうすれば良いでしょう?

考えられる方法は3つ。

①スペアキーを使う

もっとも安くて確実なのは「スペアキーを使う」です。

紛失した場所にもよるし、スペアキーが自宅などにあることが前提です。

費用は今いる場所から家や会社など、スペアキーがある場所までの交通費だけで済むし、スペアキーなので使用についても確実です。

紛失した鍵を心無い人に拾われて車を盗まれる可能性はもありますが、一般的にこの可能性はかなり低いでしょう。

もちろんこれは、スペアキー自体がなければこれは選択肢から消えます。

今いる場所が遠方で、スペアキーがあっても簡単に取りに戻れない場合は他の選択肢との比較をしてみましょう。

 

②ディーラーに鍵の作成を頼む

スペアキーがない場合、最初に検討すべきがこれです。

スマートキーではない鍵タイプの場合、鍵に付いている銀色のプレートに刻印されているキーナンバーが必要です。

ちなみにこのキーナンバーは、運転席の鍵のシリンダー部分にも刻印されているので、現場で鍵を作成する時にはこの番号を調べることも多いです。ドアを開けた後に、運転席の内張りを外してシリンダーを取り出したりします。

ディーラーで購入した車でなくても、メーカーの販売店ならば対応してくれるケースが多いです。一度電話してみましょう。

鍵作成の費用はイモビライザー付きの鍵の場合15,000~40,000円くらいでしょうか。

メーカーや車種で料金が変わりますが、高級車ほど高い傾向です。

またイモビライザー付きの鍵の場合、登録が必要ですがディーラーに頼んだ場合2,000~4,000円くらいです。

 

ディーラーに頼んだ場合のデメリットとしては、納期が一週間くらいかかるということです。

またスマートキーなど登録の際にディーラーに車を持っていかなければならない場合もあり、その場合はレッカーなどで運ぶ必要があります。

紛失した鍵を拾われる心配がある場合には、ディーラーでECU自体を交換することになります。

ECUの交換は10万くらいの料金がかかります。また、ECUを交換した後に紛失した鍵が見つかっても、IDが変わっているので元の鍵はID認証されずに使えない(=エンジンがかからない)状態なので注意が必要です(※車種によっては上書きができる場合もあるそうです)。

 

③鍵屋を呼んで鍵を作ってもらう

3つめの選択肢は鍵屋に依頼する、です。

鍵屋に依頼するメリットは

  • 車のあるところに来てくれる
  • 当日その場で鍵が作ってもらえる
  • 同時に複数の鍵を頼むことができる
  • (IDをリセットするので)紛失した鍵が見つかってもエンジンがかからない

などでしょうか。

なかでも「すぐにイモビライザー付きの鍵ができて車に乗れる」というのが最大の魅力でしょう。

 

もちろんメリットばかりではありません。デメリットとしては

  • 料金が高い
  • メーカー純正の鍵ではない

当日その場で鍵ができるかわりに、ディーラーに頼んだ場合に比べて料金は高くなります。

車種にもよりますが40,000~100,000円くらいはかかると思っておいた方が良いでしょう(※電話で車種などを伝えれば、もう少し具体的な金額を教えてもらえます)。

作業時間も車種などで変わりますが、イモビライザーなしの鍵作成よりは時間はかかります。60分くらいで終わることが多いですが、それ以上かかる場合もあるでしょう。ちなみにスマートキーの作成は短時間でできますが、スマートキーの内部にあるメカニカルキー(鍵の先端部分)も一緒に作る場合は、その作成にもっとも時間がかかったりもします。

メカニカルキーを一度も使ったことがない人は多数います。無くてもいい場合は時間と料金も節約できます。鍵屋に「メカニカルキーは要りません」と伝えてください。

鍵はメーカー純正の鍵じゃないことも多いです(メーカー純正のものがある場合もあります)。もちろん鍵の性能などは問題ありませんが、メーカーのロゴが入った純正の鍵じゃないとイヤ、と言う人は検討したほうが良いでしょう。

 

また、すべての鍵屋がイモビライザー搭載の鍵を作れるわけではないため、対応の可否および到着時間を電話で確認することも必要です。

普通の車の鍵は作れるけど、イモビライザー付きの鍵は作れない鍵屋もまだまだ多いです。

さらに鍵タイプのイモビライザーキーは作れる鍵屋でも、スマートキーは作れなかったり、年式が新しい車や外車は対応不可ということもあります。このあたりは、直接電話して確認するしかありません。

(※トラブル救急車でおこなった車の鍵作成などの作業事例も参照ください)

イモビライザーキー登録

 

警察に紛失したことを届けておきましょう

鍵を紛失したら、警察や交番に届け出をしておくことも大事です。

どこかで落としたのであれば、拾った人が交番に届けてくれるかも知れないからです。

ただしディーラーでECUを交換した場合や、鍵屋に新しく鍵を作ってもらって元の鍵のIDをリセットした後では、鍵が見つかってもエンジンがかからない事は忘れずに。紛失届をするタイミング、紛失した鍵を諦めるタイミングは自身で判断しましょう。

 

イモビライザーは万全ではない!?

世界的に見ると日本のイモビライザーの普及は遅れています。

EU諸国やオーストラリアでは、1990年代からイモビライザーの装着がすべての車に義務化されており、現在では普及率がほぼ100%と言われています。日本も徐々に増えてはきていますが、現在の普及率は80~85%くらいと言われています。

イモビライザーが搭載されていれば盗難の心配もないし、車両保険の保険料も割引になるなど良いことばかり・・・

というのは過去の話です。

 

鍵紛失時の費用が高額になるのはイモビライザー搭載車の大きなデメリットだし、盗難防止のためのイモビライザーなのに、盗難事件は後を絶ちません。

では一体どのような方法で「盗難防止装置」であるイモビライザーを突破して盗難されているのでしょう?

 

頻発する高級車の盗難事件

車の盗難事件は昔からありました。

特に日本車は性能の高さから海外では評判も高く「盗難された日本車は海外で売られる」という事例は今も変わっていないようです。

盗難に遭う車種も必然的に人気のある車種となり、ここ数年は上位車種がほぼ固定しています。レクサス、ランドクルーザー、プリウス、ハイエースの4車種です。

もちろんそれ以外の車も盗難に遭う可能性はあるので、十分に注意してください。

 

一世を風靡したイモビカッター

イモビカッターとは盗難の方法でも使われますが、正式には装置(部品)の名称です。

2010年ごろにこのイモビカッターでの盗難が増えて軽い社会現象にもなりました。

もともとイモビカッターは、車屋とか鍵屋が使うためのものでした。

紛失した鍵のIDをリセット・解除するためのもので、作業自体は数分でできます。これを入手して盗難に悪用したのです。

当時はセルシオやランドクルーザーなどの高級車がメインで狙われていて、外資系の保険会社はランドクルーザーの車両保険は受けない、と言われるほどでした。

その後、イモビカッターキラーという対策備品なども発売されたりしましたが、現在はほとんどの車でイモビカッターの対策はされているようです。

 

スマートキーの特性を狙ったリレーアタック

イモビライザーキーは利便性などからスマートキーへと変わっていきます。

そしてスマートキーが普及した頃に生まれた新しい盗難手口がリレーアタックです。

スマートキーは持っているだけでドアを開けたり閉めたりできるほか、エンジンを始動させることもできる利便性が特徴ですが、そのスマートキーから出ている微弱電波を盗難に悪用するのがリレーアタックです。

 

犯行は複数人でおこないます。

・犯行グループの1人がスマートキーを持った運転手に近づき、スマートキーの微弱電波を拾います。

・拾ったスマートキーの微弱電波を増幅させて、受信機を持つ別の仲間に送信。

・増幅された電波を受けた受信機で車の鍵を開け、そのままプッシュスタートでエンジン始動~盗難成功。

このような流れです。

車の鍵を玄関に置いて保管している場合、玄関のドアの前で微弱電波を拾われる可能性もあります。

そうなると家の中に居る間はいつどこでリレーアタックで車を盗まれるかわかりません。

その場合の対策は比較的簡単で、玄関に保管する場合は電波を遮断する缶などに入れておけば大丈夫です。

車から降りてからの対策としては、スマートキーを電波遮断ケースに入れたり、近くに(1m以内に)微弱電波を狙ってそうな怪しい人がいないか注意することなどでしょうか。

一部メーカーのスマートキーには微弱電波を出ないようにする機能もありますが、それを切るとスマートキーの利便性が失われる部分もあるので、微妙な機能と言えるかも知れません。

スマートキーの保存

 

コードグラバーで電波をコピー

リレーアタックから進化したものがコードグラバーで、リレーアタックが複数の人間が連携して車を盗むのに対し、コードグラバーは1人で簡単にできるのが厄介です。

スマートキーのスペアを作るための機器だったコードグラバーを悪用した盗難方法はシンプルです。

犯人は車の持ち主が車を降りてドアを閉めた時に発せられる電波を受信して、コードグラバーを使ってスマートキーのIDコードを読み取ります。

スマートキーの施錠時のIDコードを読み取ると、コードグラバーは開錠するためのコードも解読し、さらにはエンジン始動までが行えるようになります。

あとはタイミングを見計い、読み取ったコードグラバーで車の鍵を開け、エンジンをかけて車を持っていくだけです。

 

盗難防止装置であるイモビライザーも、IDコードが一致しているので機能しません。

さらに困ったことに、コードグラバーはスマートキーに近づく必要がなく、50~100mくらい離れていてもコピーが可能です(機器によってはそれ以上の距離でも電波をコピーできると言われています)。

現時点ではコードグラバーを使った盗難の効果的な対策はありません…。

 

最新の手口CANインベーダー

最近テレビニュースで高級車の盗難が報じられている中で、新たな盗難手口が話題になっています。

それがCAN(キャン)インベーダーです。ちなみにCAN(キャン)という名前はECU間を接続するネットワークプロトコルController Area Networkの頭文字です。このCAN(キャン)の脆弱性に付け込んだ攻撃方法がCANインベーダーです。

CANインベーダーはリレーアタックやコードグラバーなどのように、スマートキーの電波を利用しません。

現在の車はほとんどがコンピューター制御されていて、車の様々な情報が集約されるターミナルのようなものがあります。

その情報が集約されるターミナルにつながるCAN信号の配線部分に不正介入するのがCANインベーダーで、成功すればなんでもできるようになります。

車の鍵を開けたり純正アラームを解除したり、エンジンをかけることもできるので、あとは簡単に車を盗むことができるでしょう。

現時点でこのCANインベーダーに対する有効な対策はありません。

 

イモビライザーには頼れない!?

盗難防止装置であるイモビライザーも、最新の盗難手口では意味がありません。

コードグラバーやCANインベーダーに対する有効な対策もない現在、どうやって自分の車を盗難から守ればいいのでしょう?

専門店などで日々最新のセキュリティグッズが販売されていますが、性能および機能はわかりません。気になる場合は自分で調べて試してみるのも良いでしょう。

 

昔からある確実な盗難防止対策は「物理的」なものになります。

ハンドルを動かないようにしたりタイヤをロックする、といったものです。

イモビライザーを突破されて車のエンジンがかかった場合に、簡単に持ち出せない対策を考えるしかないのもかも知れません。

タイヤガード

あとは盗難された後の対策です。

駐車場が映るよう防犯カメラを設置すとか、盗難に遭った際に全損として保険がおりるような車両保険に入るなどです。

どちらも盗難防止の対策ではなく「盗難に遭った場合」の対策ですが、自分が乗っている車が盗難被害に遭いやすい車なら、検討してみることも必要でしょう。

 

Nokiaのガラケーを使った最新手口とは?

現時点で詳細は不明ですが、Nokia(ノキア)のガラケーを電子錠代わりにした盗難もあるようです。

改造したNokiaのガラケーを車のECU(コンピューター)につないで、エンジンをかけるようですが、詳細がわかっていないことと、コードグラバーやCANインベーダーと同じように、効果的な防御策はなさそうなので、前述した物理的な対策をするしかないでしょう。

車の盗難は大きな組織でおこなわれていることが多く、1つの犯罪グループが捕まっても他にもたくさんの犯罪組織があると思われます。

車メーカーが対策をしても、犯罪グループはそれを突破する手口を考える…というまさにイタチごっこ状態です。

 

トヨタが2021年8月2日に発表したランドクルーザーの新車に、指紋認証でエンジンをかけるシステムを初搭載しました。

スタートスイッチの中心部に指紋認証のセンサーが付いており、事前登録した指紋じゃないとエンジンが始動しないシステムです。

これも完全な盗難防止対策にはならないかも知れませんが、どこまで効果があるかは興味があります。

 

イモビライザーは盗難防止装置として一定の機能はありますが、くれぐれも「絶対ではない」ことを忘れないようにしましょう。

同時に鍵の紛失にも十分注意してください。

TOYOTA スマートキー内部 メカニカルキーと電池