鍵を作成するなら カギのトラブル救急車

鍵が1本手元にあって合鍵・スペアキーが欲しい場合は、お店がある鍵屋さんに持ち込んで合鍵を作ってもらうのが良いでしょう。元の鍵があれば料金も安く済むし難しい技術などは必要ないからです。
鍵が1本もない状態なら、ディーラーや販売店などに頼むか鍵屋に頼むかのどちらかになります。それぞれメリットとデメリットがあるので、キチンと理解したうえでどちらが良いかを判断しましょう。
ディーラーや販売店に頼む場合のメリットは安さです。車種などで料金は変わりますが、普通の鍵であれば3～5000円くらいでしょう。デメリットは作成までに時間がかかることで、納期目安は5～7日です。
鍵屋に頼む場合は、ディーラーに頼む場合のメリットとデメリットが逆です。当日その場で30～60分で鍵作成できるスピード感が最大のメリットですが、デメリットである料金は15000円～かかることです。
安さを求めるか、すぐに鍵が必要か、でどちらに頼むか判断しましょう。また鍵形状や車種によって料金は変わるので、正確な料金は電話で確認するようにしてください。

作業員が現場到着後、作業車に積んであるキーマシンを使って鍵を作成します。車の鍵は形状別に大別すると3種類があります。ギザギザ形状の鍵、溝形状の鍵、それ以外の特殊な鍵、の3種類です。鍵形状で作成時間や作業料金が異なりますが、ギザギザ形状や溝形状の鍵なら約30～60分で作成可能です。特殊形状の鍵は作成できないものもありますが、作成できる鍵なら60分くらいです。
作成方法は基本2種類です。鍵穴を特殊なスコープで覗いて、段差など鍵の情報を読みながら作成する方法とシリンダー部分の刻印番号から作成する方法です。この作成方法は積んであるキーマシンの種類や車種で変わります。

最近は国産車でも盗難防止装置であるイモビライザーが付いている鍵が増えています。 イモビライザー付きの鍵を作る場合は、鍵を作るキーマシンとは別の専用マシンが必要です。
車に搭載されているCPUに新しく作る鍵の情報（正確にはトランスポンダの情報）を登録する必要があります。 そのため、作業時間も60～90分くらいかかる大変な作業になります。 トラブル救急車ではイモビライザー搭載車の鍵作成も対応しています。ほとんどのイモビライザー付きの鍵は作成できますが、一部の外国産車や新車などは対応できない場合もあるのでお電話で確認ください。
スマートキーはほぼイモビライザー付きの鍵ですが、スマートキーの作成も可能です。スマートキーはリモコン部分に車のCPUと認証するためのトランスポンダというチップと、緊急時にの車のドアを開け閉めできるよう鍵の先端部分が内蔵されています。
スマートキーは車のエンジン始動も鍵穴がなくボタン押すことでエンジンをかけたり停止したりできて非常に便利です。 便利で機能性も高い鍵ですが、紛失時の鍵作成は通常のイモビライザーの鍵作成よりも割高になるので、なくす前に予備の鍵を作っておきましょう。
もしも紛失などで鍵が1本もなく、急ぎで鍵が欲しい場合はお気軽に鍵屋に相談してみましょう。
鍵作成はメーカーや車種、年式などでも大きく変わってくるので、それらを伝えて概算の費用、到着時間などを確認してみるのが良いでしょう。相談はもちろん無料です。