EIKOの家庭用金庫のダイヤル開錠とダイヤルの取り外し作業をおこないました

2025/01/21

• 修理箇所

  金庫の鍵

• 修理内容

  金庫のダイヤル開錠

• 場所

  上尾市瓦葺

• メーカー

  EIKO

お父様が使用している電子レンジよりも一回り大きいEIKOの家庭用金庫が開かなくなってしまったと息子さんから代理でお電話をいただきました。お父様から金庫が開かないと連絡があったので実家に来てみたところ、ダイヤルの番号を合わせても開かないそう。しかしお父様は高齢のため、もしかしたら聞いたダイヤル番号が違う可能性もあるとのことでした。また、金庫の鍵も手元にないので紛失、もしくは金庫の中に入っているのではないかとおっしゃっていました。高齢のお父様が心配な息子さんもできれば立ち会いたいということで、30～40分で向かいました。

さいたま市北区方面から岩槻に向かって国道16号と進むと、原市の分岐をすぎてすぐに上尾市瓦葺となります。16号から脇道に入り、お寺や神社が立ち並ぶ風情ある一角にお客様のご実家がありました。お客様から聞いたダイヤル番号を合わせて、鍵穴からピッキングで開けようにも番号が違うため金庫は開きません。まずはダイヤルの真横に数ミリの小さい穴を開けて工具をいれ、ダイヤル番号を探りながら解読すると、無事に番号が判明。鍵穴も4ピン以下のピッキングで開錠できるタイプだったので、20分で金庫は開きました。そして、金庫の中から鍵も出てきてトラブル開錠です。

その後片づけをしながらお客様と雑談をしていたところ、お父様は「ダイヤルを毎回回すの自信ないな～」と不安な様子が見受けられました。そこでダイヤルを取り外して鍵だけで開閉できるように加工もできると提案。しかし、ダイヤルと鍵で開け閉めしていたものを鍵だけの開け閉めとなると、防犯性能は下がるとお話するも、鍵だけのほうがいいとのことで再度加工作業をおこないました。鍵の管理だけしっかりするようにお話し、すべての作業は完了しました。