会社の室内ドアの電子錠が開かなくなりドアスコープを作成してサムターン開錠しました

2025/02/04

• 修理箇所

  室内ドアの鍵

• 修理内容

  室内ドアの開錠

• 場所

  船橋市本町5丁目

• メーカー

  新生デジタル

船橋市本町にある会社さんから、社内の会議室のドアの鍵が閉まって開かなくなっているので開けてほしいという開錠依頼がありました。鍵穴ではなく番号式の鍵が付いているそうですが、暗証番号を入力しても開かないとのこと。午後に会議があるので、何とか開けてほしいとのご希望。「普通の鍵じゃなくても開きますかね？」と聞かれましたが、詳しいことは実際に鍵を見ないとわからないと伝え、30～40分で急いで訪問しました。

木製の会議室のドアには、新生デジタルというメーカーの電子錠が設置されていました。多くの電子錠では暗証番号で開かない時のために使う非常用の物理キーがあり、こちらの鍵にも付属していたそうですが、あいにく室内にある状態で使用できず。不具合の原因は故障なのか電池切れなのか不明でした。電子錠の破壊はなるべく避けたいとのご意向ですが、室内ドアにはアパートなどの玄関のようにドアスコープやポストはないのでサムターン開錠できず、ビル4階の部屋のため窓からの開錠も不可。いろいろとご相談した結果、木製のドアにドリルで小さな穴を開けてドアスコープを作成してしまおうという案で試すことになりました。内側サムターンの形状によってはドアスコープ開錠で100％開けられるという保証はありませんが、とにかくそれで試してほしいと言われ、作業開始。作成した穴から専用工具を入れてサムターンを操作し、無事に鍵が開いた時にはホッとしました。作成した穴にはドアスコープのレンズを取付けて、作業終了です。