クレセント開錠で開けた後に玄関の鍵交換をしました

2021/07/02

• 修理箇所

  玄関の鍵

• 修理内容

  玄関の鍵開けと交換

• 場所

  越谷市千間台西

• メーカー

  MIWA

不動産会社にお勤めの方から「越谷市の管理物件に住んでいる入居者さんから玄関の鍵が開かないと連絡が来たのですが、すぐに行って開錠をしてもらうことはできませんか？」とご連絡をいただきました。入居者さんは鍵を持っているが、鍵穴に鍵をさして回そうとしても右にも左にも回らなくなってしまい、鍵が開かないので家に入れずに困っているようです。 不動産屋さんも今現場に向かっているとのことで、こちらも越谷市エリア担当の作業員をすぐに手配。越谷市千間台西での玄関開錠に30分程で向かいました。

玄関ドアの鍵はSHOWA397の本締錠が付いていましたが、後からシリンダーだけ交換したのか、シリンダー（鍵穴）はKABAのLAディンプルキーが使用されていました。 この鍵は防犯性の高い鍵のため、鍵穴からのピッキングで開けることはできません。現場は一戸建ての賃貸で、玄関のドアにはのぞき穴もなかったため、庭の方に回って開けられるところを探します。勝手口もありませんでしたが、リビングの掃き出し窓部分が、シャッターが閉まっていない状態でした。お客さんにこの部分のクレセント錠を開ける事ができることと、その際の作業料金を伝えて了承いただき、すぐに作業を開始しました。サッシ上部の隙間から特殊工具を入れて、サッシの中央部分にあるクレセント錠を動かして比較的すんなり開錠できました。所要時間は約10分。サクッと開いた瞬間のお客さんの「おぉ～!?」と驚いた声は何回聞いても気持ちがいいものです。

掃き出し窓から家の中に入ってから玄関の鍵を開け、鍵穴をドアから取り除いて分解してみました。15年くらい使用されている鍵のようで、鍵穴内部の鍵の山がすり減っていたことが原因で持ち手の鍵とかみ合わずに開かなくなってしまっていたようです。俗にいう経年劣化です。不動産会社の方とも相談して、新しい鍵に交換することになりました。 新しい取り付け部品は元のシリンダーと同じくらい防犯性が高いMIWAのPRシリンダーになりました。ただシリンダーとサムターンの穴の位置が少し違うので加工をして対応。受け側の位置も変更して無事に交換作業が完了しました。「少し前から調子が悪かったのに放っておいたことがダメでしたね」とお客様も急なトラブルに発展する前に連絡すればよかったとおっしゃっていましたが、鍵は異変を感じたら早めに対応することが大切です。